医師 転職 サプリメント からだと.&司庵日記 脳脊髄液と認知症
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脳脊髄液と認知症
2010/10/26(Tue)
自律神経紙芝居のつづき…の、前に。

クラニオ友達(通称クラ友)のひまわりさん こと北村さんから、NHKの朝のニュースで脳脊髄液のことをやっていました!とメールを貰いました。
内容は、認知症の中に「正常圧水頭症」という、脳脊髄液がたまりすぎて脳を圧迫する病気が含まれており、東北大学で行っている脳脊髄液を常時排出するための管を入れる手術で、症状に劇的な改善が見られる、というもの。
(以下、ニュースより画像引用)


…朝のニュースで、脳の断面図が見られるとは!


…朝のニュースで、脳室が紹介されるとは!!(脳脊髄液は前にも「脳脊髄液減少症」解説されていたような気が)


番組での説明とWikipediaによると、正常圧水頭症とは、脳脊髄液の産生が多すぎたり排出や循環がうまく行かなかったりして左右の大脳半球の中に対象的に存在する側脳室に脳脊髄液が通常以上に溜まることで、脳の歩行や思考に関係する部位が圧迫されるので、認知症と歩行障害の症状が同時に出るそうです。ちなみに、側脳室とは、四つある脳室のうちの二つで、この画像で言うと二枚目よりも三枚目の方が明らかに膨らんでいる場所がある、その部分のことです。この図は断面なので一つしかないように見えますが、左半球と右半球の内部にひとつずつ、鳥の両翼のような形で存在します。
余談ですが、実は発生学的には脳脊髄液の元になる羊水が脳よりも先にあって、脳脊髄液を閉じ込めるような形で脳が後から出来上がっていくのです。最終的には出来上がった脳(というか中枢神経系)に囲まれて残った液体が脳脊髄液、残った空間が脳脊髄液に満たされた状態で脳室になるという、あの有名な壷にも人の横顔にも見える騙し絵(ルビンの壷、というらしいです)のようなことになるわけです。


それで、ニュースで紹介されていた治療は、外科手術で脳室に(なのかな、図で見ると)シャントを入れて、余分な脳脊髄液を排出する、というものでした。

 
このように、存在すらよく認識されていない脳脊髄液が一般の方が見るニュースに取り上げられるというのは、クラニオに携わる者としては嬉しいことです。正常圧水頭症や脳脊髄液減少症のような病気がきっかけになっているのは残念ですが…逆に言うと、脳脊髄液というものの重要性は、脳脊髄液にトラブルがある状態になるとはっきり浮かび上がってくる、とも言えるのかもしれません。今後も様々な面で脳脊髄液の研究が進んでくるといいなあと思います。
ひまわりさん、メールをいただきまして、どうもありがとうございました!
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コメント
-  -
脳脊髄液減少症を知りましてびっくりしました。
ブログに書いてみました。
ご意見ください。
2010/11/07 19:58  | URL | 太郎 #oh9AE8Cw[ 編集]
- Re: タイトルなし -
こんにちは、コメントありがとうございます。
脳脊髄液に関するワークをしているため脳脊髄液減少症について記事で言及しましたが、私は実際には脳脊髄液減少症にのかたにお会いしたことはありません。リンクの記事拝読しましたし、メディアでも数度目に開いたり耳にしたりしましたが、非常に辛い症状のようですね。
脳脊髄液や体の研究が進み、現時点ではわからないことが解明される日が来ることを祈っています。
2010/11/08 08:39  | URL | つか。(田村百合子) #-[ 編集]
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